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再見!台北 [台湾生活・雑感]

この家で猫たちと過ごすのも今日で最後になりました。


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猫たちはこの家がお気に入りでした。



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明日の今頃はもう日本にいるということが信じられないくらいです。

住み慣れた土地、住み慣れた家を離れるのは寂しいことですが、
ここでの思い出はずっと残っていくはずです。


これまで『酒とラーの日々』を読んでいただき、ありがとうございました。
台湾生活を終えることで、このブログも一旦区切りをつけたいと思います。
帰国後少し時間をおいてから、ブログをリニューアルして戻ってまいります。

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恭賀新年 [台湾生活・雑感]

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あと三週間ほどで帰国です。



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帰国時に用いるキャリーに慣れさせているところです。

猫たちのことがやっぱり心配です。

こういうことは一回限りにしたいものですね。


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出会いと別れ [台湾生活・雑感]

先週の日曜日、ブログで知り合った台湾在住のayouさんと初めてお会いしました。しかも、ご自宅に招いていただきました。ayouさんのブログを見ていて、憧れに近い思いで想像していたあの素晴らしい景色を目の当たりにでき、幸せな気持ちでいっぱいになりました。



その景色。




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ayouさんとは同じ台湾在住の日本人で猫好きという共通点がありました。
書棚に並ぶ膨大な本を眺めていると、他にもやはり通じるものを(勝手に)感じました。


ayouさんのご主人もまた、魅力的な方でした。
大学で畜産を学ばれた関係で、今では趣味でベーコンやヨーグルトなどをご自分で作ってしまうというすごい方です。この日はご主人が直接輸入商から購入されたおいしそうな肉が並びました。


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豚肉、牛肉、羊肉のかたまりがベランダで焼かれています。
これを食べられるのかと思うと、興奮のあまり気絶しそうになりました。



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すごい!!


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大好きな羊肉はわたしが一番たくさん食べたかも。



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このパンはご主人が作ったものです。
こんなにおいしいパンは台湾ではなかなか食べられません。


猫ちゃんたちもやってきました。
ayouさんのお宅には八匹の猫ちゃんが住んでいるのですが、姿が確認できたのはあぶちゃん、ももちゃん、たまちゃん、てんちゃん、くろちゃん。他の猫ちゃんたちはうちのラーと同じで、人見知りなようです。まあ、普通そうですよね。


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一番人懐っこいのは、あぶちゃん。
“アビシニアンに似てますね”と言うと、“一応アビシニアンなんです”とayouさん。
大変失礼しました!
こんなに大きいアビシニアンを見たのは初めてだったのです。


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立派な後姿。
お皿がいっぱい並んでいます。
ここにみんなが集まったらさぞ壮観だろうなと思うと、とても楽しくなりました。


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ももちゃんです。
病気をわずらっているのに、わざわざ出て来てくれて、いっぱいおしゃべりしてくれました。


とてもフレンドリーだったももちゃん...


この日の四日後に旅立ってしまったと、ayouさんからメールをいただきました。
たった一回だけだったとはいえ、ついこの前一緒に遊んだももちゃんが行ってしまったことに驚き、悲しい気持ちでいっぱいです。もちろん、家族であるayouさんご夫婦のお気持ちとは比べられません。



でも、ayouさんご夫婦に、そしてももちゃんに出会えて本当によかった。



今年もたくさんの出会いと別れがありました。
年末であるせいか、それとも住み慣れた台湾との別れが近づいているからなのか、とにかくいろいろ思い起こすことの多い今日この頃です。



ayouさんとのもう一つの共通点。
それは忌野清志郎との出会い。
リアルタイムで共感を覚えた数少ないミュージシャン。そしてその生き方、考え方から計り知れないほど影響を受けた人物です。一度も会ったことがない人なのに、ただファンというだけでこんなに喪失感を味わったことはかつてありませんでした。清志郎を通して大好きになったローリング・ストーンズのメンバーも高齢になり、この先もこういうつらい別れを受け入れていかなければいけないのかと思うと、気持ちが押しつぶされそうになりました。

そんな時にNHKの「SONGS」という番組の再放送で忌野清志郎の姿を見て、“ああ、こうやって彼はぼくの中に生き続けてくれるのだ”と確信し、少し安心しました。思い出と、そして音楽というものを残してくれた清志郎に感謝の気持ちでいっぱいです。


ありがとう、清志郎!





今年最後の記事になります。
どうか皆さま、よいお年をお迎えください。

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いとこ来たる [台湾生活・雑感]

日本にいる母からメールが届いた。
母の姉の娘さん、つまりわたしにとっては従姉弟(いとこ)にあたるHさんが台湾へ行くので会ってあげてほしいという。台北の故宮博物院を見学するツアーに一人参加するのだそうだ。せっかくだから台北に住んでいるわたしに会っておこうということらしい。

しかし、Hさんとは親類の結婚式や葬式でしか顔を合わせたことがなく、最近ではもう10年近くも会っていない。顔は伯母にそっくりなので覚えてはいるが、久しぶりに会って話すにはあまりにも基本情報が欠けている。最近の伯母の様子、Hさんは今どこに住んでいるのか、Hさんの家族の構成、そもそもHさんは今おいくつなのかなど、どうもはっきりしない。

当日の朝母に電話して聞いてみると、母とはわずか6歳しか違わないという。
ああ、そうだった。母と伯母は親子ほど年が離れていたのだ。大体Hさんはわたしが物心ついた頃にはもう立派な「おばさん」だったのだ。したがって、わたしとHさんも親子ほど年が違っているのだ。

“夜市へ行きたいらしい”と母は言った。Hさんが泊まるホテルの近くに夜市はないかと調べたら結構有名なのがあった。まあ、この辺りを歩いたらいいかと大体の見当をつけ、ホテルへと向かった。

MRT(台北の地下鉄)で目的地に向かっている途中、携帯電話が鳴った。知らない電話番号だった。電話に出ると知らない台湾の人が日本語で“あっ、鯉三さんですか。わたしは張と申します。お電話代わります”と言って、すぐに聞き覚えのある声が耳に飛び込んできた。


“あっ、鯉三くん、あのねえ、8時にはホテルに着かへんねやて。8時半になるわ。ほんだらね。よろしくー。”


結局台北駅で降りて少し買い物をして時間を潰すことになった。まあ、こういうこともあるだろうとは思っていたが、ガイドの人の携帯電話を借りて連絡してくるところがいかにも大阪のおばさんらしく、それをちょっと懐かしく、そしてちょっと恐ろしく感じたのだった。

10分ほどホテルのロビーで待っていると、観光バスがホテルの前に到着し、ぞろぞろと人が降りてきた。Hさんもすぐに姿を見せた。


“ちょっと待ってな、先に部屋の鍵もろてくるから。”


どうもチェックインの前に食事や観光を済ませたらしい。


“どこ行ってきたんですか。”
“夜市や。”


ええっ!夜市を案内しろって言ってたのに。
まいったな、こりゃ...


“もう屋台はいいんですか?”
“ふん、屋台はもうええわ。わたし、屋台で食べたらあかんて言われてるねん。”
“あ、そうですか...ほんだらどこ行こかな...いや、困ったな...”
“あんたが彼女といっつも一緒に行ってるところへ連れて行ってくれたらええやん!”


いや、そういうところへは一緒に行きたくないんだ、とは口に出さなかったが、これは困ったと思った。

ホテルを出ようとすると、


“いややわあ、雨降ってるやん。なんで傘持って来いって言わへんの!ちょっと傘取ってくるわ。”


と言って部屋へ戻っていった。さっき、バスを降りる時に雨が降っていたのを見て知っているはずなのに、なぜわたしが怒られるのか。

「ああ、始まった...」
これがまさしく大阪のおばちゃんのペースなのだ。

傘を取ってくるだけなのに、なかなかロビーへ降りてこない。
やっと降りてきたと思ったら、服を着替えている。


“雨降ってたら泥水はねるしな。スカートの方がええやろ。”


そんなん、ぼく知りません、とは言わなかったが、まあ、女性らしいことだと思っておこう。



“鯉三くん、思ったより若いなあ。わたしと6歳違うだけやろ?”





へっ??





“何言うてはるんですか。それはうちの母とでしょうが。”
“えっ?お母さんいくつやのん?”
“昭和○○年生まれです。”
“...ああ、そうやったかな。でもわたしまだ○歳よ。七つも違うんやから。”


なぜか機嫌を損ねたようだ。
しかし、失礼なのはHさんの方ではないか。いくら従姉弟だからといって、子どもの頃から立派なおばちゃんだと思っていた人に同年代だと思われるのはあまりにもおもしろくない。実際17歳も年齢差があるというのに。


“わたしな、エビの団子とイカの団子が食べてみたいねん。あのてんぷらみたいなやつ。日本のテレビで紹介されてたんよ。”


それは難しい注文だ。そんなものを出す店が都合よくこの近くにあるだろうか。このホテルの近辺のことはあまり詳しくないし、いやまったく困ったことだ。


とりあえず大通りに出てしまおうと思い、傘をさして歩き始めた。


台北はこの日とても冷え込んだ。
しかし、Hさんの足取りは軽く、旅の疲れを感じさせないものだった。

歩きながら話していると、どうもいろいろ世界中を旅行しているらしい。ご主人と旅することもあれば、今回のように一人でツアーに参加することもあるようだ。


“アンコールワットへ行った時にね、高い石段に上って降りられへんようになってん。「キャー」って叫んだら、ハンサムなフランスの男の人が助けてくれはってん。日本の男なんか、全然あかんわ。みんな知らんぷりしてるねんで。”


ぼくも従姉弟じゃなかったら知らんぷりするかもしれない、とは言わなかったが、Hさんはどうもその時のことが嬉しかったようだ。旅を楽しんでいる様子が伝わってきた。


奇跡的に、エビの団子もイカの団子も出している店があった。わりと小ぎれいだし、台湾の庶民的な料理が揃っていて、これはラッキーだと思った。

席についてメニューを眺めている時に地震があった。天井に吊るしてある赤い提灯が揺れている。翌日のニュースでかなり大きい地震であったことを知ったが、その時はそれほど怖く感じなかった。目の前にもっと怖いものがいたからかもしれない。


“いやや、まだ揺れてるやん。”
“もう揺れてませんよ。ほら、提灯もう動いてませんやん。”
“わたし、ちょっとビーフンも食べてみたいわ。”


こんなにたくさん注文して、全部食べられるのか。Hさんは店員が運んできたビーフンに箸をつけたっきり、なぜかそれ以上食べようとしない。


“これ、あんまりおいしないわ。あんた全部食べて。”


しかし、エビとイカの団子は気に入ったようで、二人で瓶ビール一本を飲みながら、あっという間に平らげた。この間、Hさんは伯母や自分の家族のことをいろいろ話してくれた。知らなかったことが多く、今は天真爛漫に第二の青春を送っているHさんのこれまでのご苦労の一端を垣間見たような気がした。


“わたしなあ、主人が店をたたんでから、やっと解放されてん。息子も娘もみんな結婚したし、これからはわたし思いっきり楽しむねん。”


Hさんは弾けていた。何かを取り返すかのようにではなく、本当にこれからが自分にとって大切な時間なのだというような感じで、人生を楽しんでいる様子だった。

そろそろ時間だと思い、時計を見ると、


“まあ、あんたも日本へ帰ってくることやし、今ここで話すこともないか。”


いや、もうたくさん話したやんか。まだしゃべり足らんの?とは言わなかったけれども、またたまに会って話すのもいいかなと思った。しょっちゅうは困るけど。



ホテルまで送って、Hさんがフロントで鍵を受け取っている間に、ちょっと用を足しにトイレに入った。


“鯉三くん、今日はありがとうな!”


ちょ、ちょっと!
ちょっとくらい待ってくれてもええやんか!

仕方なくトイレを出て、別れのあいさつを済ませ、
またすぐにトイレに戻ったのだった。


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弾ける従姉(いとこ)

また会いましょ!



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帰国準備始まる [台湾生活・雑感]

ごぶさたしています。
一ヶ月以上も記事を更新しないままでいました。


実は来年1月、帰国することにしました。
ここ数年ずっと考えてきたことでしたが、こういうのはタイミングが一番大事だと思い、今年やっと決断できました。



1999年4月、台湾生活はここ高雄から始まりました。



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左營蓮池潭



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国立中山大学の後方にある柴山から眺める台湾海峡



台湾へやってくる前の二年を神戸で過ごしたこともあってか、同じ港町の高雄がすぐ大好きになりました。何もすることがない時によく眺めにやってきた海。広い海原の中、大きな船がまるで止まっているように見えることに、「ああ、世界は広いなあ」としみじみ思ったものです。

途中、日本と韓国で二年過ごしましたが、ここから台湾生活を始めていなければ、こんなに長く台湾に住むことにはならなかったと思うのです。



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先月、高雄で公私共にお世話になったLaiさん、そしてYさんご夫婦にお会いできてとても嬉しかったです。「鼎王麻辣鍋」の麻辣鴛鴦鍋はおいしかったですね。台北にも支店があるようなのでチャンスがあればもう一回食べに行きたいです。


おいしかったといえば、自家製のライチ酒と梅酒はもうありません。
猫たちを眺めながらの晩酌に消えていきました。

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そして今夜の晩酌は、これから名残惜しくなるだろう台湾ビールです。



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帰国の準備で一番急がなければいけないのは猫たちのことです。
すでに検疫の手続きを始めています。義務付けられているマイクロチップの装着と狂犬病不活化ワクチンの接種を台北市内の動物病院で済ませました。そして先週無事に動物輸入検疫の届出が受け入れ先の関西空港検疫所から受理されました。しかしこの二週間ばかりは猫たちにとってストレスのたまる、ちょっとつらい日々でした。ごめんね。


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一緒に寝起きしたこの場所とも、あと三ヶ月でお別れです。



<おまけ>

最新のラーの動画




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暑いですね [台湾生活・雑感]

暑中お見舞い申し上げます。


今年の台北の夏は記録的な猛暑です。
ビールでも飲まなければ、やってられません。



しかし、うちの猫たちは元気に過ごしています。



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鳥さんは眺めるだけにしておきましょう。




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暑いから、お風呂は形だけのものにしておきましょう。



この夏もブログ活動を少しだけ休みます。
9月のマメの記念日には戻ってまいります。



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ライチと肉粽 [台湾生活・雑感]

先日近所の市場でライチを見かけたので買ってみました。

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早速ラーのチェックが入ります。


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時期としては少し早めで、値段もちょっと高かったのですが、
肉厚で果汁がいっぱいつまっているライチでした。


梅酒に続いてライチ酒を作ってみることにしました。


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二ヵ月後には飲めるそうです。


さて、今日は旧暦の五月五日・端午節で台湾は祝日です。
台北市内ではドラゴン・ボート・レースも行われているとか。



門にはこんなものを飾っています。



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菖蒲(しょうぶ)と蓬(よもぎ)と榊(さかき)のようなものをこうやって門に吊るすことで、
厄除け(魔除け?)になるそうです。
菖蒲の鋭利な葉はきっと剣を意味するのでしょう。
蓬は匂いが重要なのかな。



そして端午節といえば肉粽(ちまき)を食べなければいけません。
今年もお隣さんからもらったりしましたが、自分も何個か買ってみました。


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紅麹を使ったちょっと珍しい肉粽です。
中には豚肉、椎茸、栗、塩卵などが入っていました。
豆板醤を少しつけて食べるのがおいしいと思います。
ビールはご愛嬌ということで。


新型インフルエンザや北朝鮮の核実験など、
海外にいると日本のことが心配になります。

そして、再び体調を崩している実家のごん太。
どうか元気になっておくれ。

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空梅雨? [台湾生活・雑感]

この一週間台北は晴天の日が続いています。
例年なら五月は梅雨入りして連日雨が降るはずなのですが、
今年は雨がとても少ないような気がします。


先月近所の市場で梅を見つけ、思い切って買ってみました。
梅酒と梅干作りに挑戦です。


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いつものように、まず彼らのチェックが入ります。


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梅酒は漬け込んでから三ヶ月ほどで飲めるそうですが、もう一つ余分に作っておいて、そちらは半年経ってから飲んでみようと思っています。台湾にはホワイトリカーがないので、米酒頭(40度)を使いました。氷砂糖の代わりに黒糖を入れています。


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梅干は漬け込んでから一ヶ月が経ったので今日は天日干しをしています。
この様子を見かけた隣のおばさんがやって来て、さっき買ったばかりだという紫蘇の葉をたくさんくれました。とてもラッキーです。


気温はぐんぐん上がって、30度近くになっています。
思わず昼間からビールを飲んでしまっています。


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マメがビール瓶のふちをペロペロしていました。
どうもマメはいける口のようです。



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ラーはビールに興味がないようです。
でも、ちょっと暑苦しかったりするんだけどね。


<追記>

清志郎をリアルタイムで聴いたのは坂本龍一との競演「い・け・な・い ルージュマジック」でした。中学校卒業式の日、最後のホームルームの時間。クラスの雰囲気が湿っぽくて、それに耐え切れなくなってクラスメートと二人でこの曲を歌いました。M君がギターを弾いて、わたしは清志郎になりきって歌い、みんな盛り上がってくれました。その後しばらく恥ずかしくて仕方なかったけど、今ではとてもいい思い出です。




ここ一週間、頭の中はこの曲と「サマーツアー」「スローバラード」「雨上がりの夜空に」がずっと流れっぱなしです。

清志郎、ほんとにありがとう!

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異文化体験 [台湾生活・雑感]

日本はG.W.の真っ只中ですが、
こちら台北はいつもどおりの日々です。


最近職場の同僚とよく台湾での失敗談を言い合っては楽しく盛り上がっているのですが、
わたしが最初に思い出したのはバイクに乗っていた時のことでした。


ある日バイクで家へ帰っている時のこと。
いつもの場所でいつものように左折をしようとしたところ、
対向車が一台ありました。

ちなみに、台湾は日本とは道路の向きが反対です。
左折する場合、反対車線を横切ることになるのです。
向こうの車のスピードが結構速かったので、通り過ぎるのを待って曲がろうと思ったのですが、向こうがヘッドライトを点滅させたので、“ああ、先に行かせてくれる”と思って左折しようとしたところ、なんと対向車はそのまま突っ込んできたのです。

危うく衝突するところでした。

台湾では車のヘッドライトを点滅させる場合、
“こっちが先に行くよ”という意味であることをその時初めて知りました。



先週こんなことがありました。
仕事中に突然外から大音響の音楽が流れ込んできたのです。
日本だったら右翼の街宣車が通過しているのだとわかるのですが、台湾だと選挙活動かなにかだと思うのが普通です。まあ、これもたぶんそうだろうと思って気に留めなかったのですが、いつまでも続くので窓から外を眺めると、すごいものが目に飛び込んできました。


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まるでディズニー・ランドのパレードです。


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よく見るとお釈迦様や鹿の人形が並んでいます。
あとで知ったのですが、この日は台北市内にある大きなお寺(廟?)のお祭りの日だったようです。確かに一種のパレードであったことには違いないのですが、日本の仏教や神道ではありえない光景でした。とにかく派手で、きらびやかでした。


台湾では普段あまり外国にいるという実感を持たないまま過ごしているのですが、
こういうことがあると、やはりここは異国で異文化なのだと気づかされます。



ところで猫たちはどうなんでしょうか。
彼らも、わたしにとっては異国の猫たちです。


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植木鉢に入って日向ぼっこをしていたラーの手が伸びていました。



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改めて、“よろしく!”と握手をしておきました。



部屋の中では、マメがベッドで手を伸ばしていました。



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握手を求めると、素早く手を引っ込められました。


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まあ、これは異文化とは関係なさそうですね。
でも、今度は握手しようね。


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天気好 [台湾生活・雑感]

素敵なプレゼントが届きました。


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まぐわささんからいただいたいものは、日本茶とロイズのポテトチップチョコレート、そしてわさびちゃんのなんとも奥ゆかしく可愛い写真のポストカード。やっぱり、まぐわささんの写真はいいなあ。

まぐわささん、ありがとうございます。


天気がコロコロと変わりやすい台北ですが、
今週は気温も上がっていい天気が続いています。


うちの猫たちも大喜び。


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日向ぼっこをする時は本当に無防備なラー。
幸せそうなラーを眺めると、こちらもホッとします。


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マメの黒猫ベッドを洗いました。
冬のお役目御免です。
お疲れさま。



昨日、台北市北部にある東呉大学へ行ってきました。



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台湾観光では有名な故宮博物院のすぐ近くに位置する大学です。


台北のシンボル・陽明山からキャンパスに沿うように川が流れています。
川が大好きなわたしは、その清らかな流れに激しく反応してしまい、キャンパス内を案内してくれた学生のKさんを困惑させてしまいました。


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しかし若い大学生がこうやってキャンパスの隣で釣りをする人に話しかけている様子を見て、「なんて素敵な光景だろう!」と感動してしまいました。


今回同大学に招かれたのは、日本語文学学科の学生による日本文化紹介の活動があったためです。


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大阪出身でたこ焼きの作り方を知っていること、そしてそのたこ焼きを作る機械を持っていることから、こういう依頼を受けることになりました。


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一回目は小麦粉と水の配分が少し違ったのと鉄板の熱が足りなかったのとでうまく焼けませんでしたが、二回目以降はおいしそうなたこ焼きが作れるようになりました。


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うんうん、なかなか上手です。


明日もここでたこ焼きを売るそうです。
商売繁盛を祈ります。


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さすがに日本語も上手で、みんな明るくていい若者たちでした。
こちらも楽しめました。
招いてくれてどうもありがとう!


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