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ラー [猫]


ラーは片目のネコです。
ペット・ショップのおばさんが道端で拾った野良猫で、こぶし大ほどの小さな体を震わせてケージの中からこちらを見ていました。おそらく生まれてまもなく、そばにいたネコに爪でかかれて目を傷つけたのでしょう。「これは自分が育てるしかない」と思って、そのまま連れて帰りました。ちょうどその時、晩酌の肴に買った蜆(しじみ)の醤油漬けを手にしていたので、「ラー」(台湾語で蜆の意)と名づけました。

ラーはその後、目の手術をして完全に片目となってしまいましたが、それでもすくすくと育ち、元気で大きいネコになりました。何をする時もラーが普通にそこにいるだけで、とても満ち足りた気分になります。ネコとはつくづく不思議な生き物だと思います。

たびたび登場しますので、よろしくお願いします。


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椋木萌

いま、最初の記事から順に読ませていただいています。
ラーは片目だったのですね。
鯉三さんとラーの運命的な出会い。
人間と猫の出会いの数だけ物語はあるのです。
それにしても、ラーはかわいいなあ。
うちの子とそっくり。
by 椋木萌 (2006-04-20 16:18) 

鯉三

ラーは今年の6月で2歳になります。
その間、二回引越しをして、ラーにとっても落ち着かない日々だったと思いますが、今はのんびり過ごしてくれているかなあ、と。
by 鯉三 (2006-04-21 00:15) 

seita

猫記事をひととおり読ませていただきました。
溺愛っぷりに共感覚えます(笑)
by seita (2006-04-30 10:19) 

鯉三

seitaさん:
猫ブログの大先輩にご訪問いただき、感激しています。
台湾で出会ったものの一番がラーなので、こんなブログになりました。猫とは実家での生活を含めるともう30年以上のつき合いですが、ラーはすべてにおいて特別。でも、人から「溺愛」と言われると、やはり恥ずかしいですね(笑)。
by 鯉三 (2006-04-30 17:34) 

shiela

連投失礼します。
猫って、本当に不思議な生き物ですよね♡
私も人生の大半を猫たちと過ごしていますが、ヤツらのいない人生は考えられません。
あぁ、我が家のでかくて長い(笑)にゃんこにも、手のひらサイズの頃があったんだと懐かしく思い出しました。
by shiela (2008-03-24 16:57) 

鯉三

mitukiさん、nice!をありがとうございます。

shielaさん:
古い記事を読んでくださってありがとうございます。ブログを始めたばかりのころの記事を読み返すのは恥ずかしいものですね(苦笑)。
わたしもそうなんです、猫のいない生活なんて考えられない。実家で飼ってきた猫と違って、ラーは自分が初めて一人で面倒をみる猫だったので、特別な思いがあります。
by 鯉三 (2008-03-24 23:54) 

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