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ラーとタンゲくん [本]

一度は「タンゲ」と名付けようかと思ったことも...

タンゲとは、時代劇映画の主人公で有名な剣客・丹下左膳からとった名前。
古くは大河内伝次郎が演じたものが有名で、最近では中村獅童なんかがやってます。

ある一家に、ある日当たり前のように住みつき始めた、ちょっと変わったネコの話です。
子どもの頃、ネコを眺めて一日を過ごしたことがある人なら、一度はこんな想像をめぐらしたことがあるのでは。荒々しいタッチと色彩がとてもユニークです。

目だけでなく、柄も、大きくて立派な体も、ラーと同じ。
ラーと出会う前にこの絵本が家にあったことを不思議に思います。

タンゲくん

タンゲくん

  • 作者: 片山 健
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 1992/10
  • メディア: 大型本


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コメント 7

hama

タンゲくんはみごとなまでにラーにそっくりですね! おどろきです。
この絵本については初めて知りました。
このタンゲくんというキャラに心惹かれます。ぜひ読んでみたいです。
そういえば丹下左膳餘話 百萬兩の壺は何年か前にみました(大河内傳次郎版)。
by hama (2006-03-17 00:10) 

鯉三

「タンゲくん」、ぜひお読みになってください。
結構笑えますし、不思議な余韻が残ります。

丹下左膳餘話 百萬兩の壺をご覧になったのですか!
山中貞夫監督の傑作です。わたしは京都文化博物館の映像ホールで見ました。戦前の映画だけに音声、画像はかなりきびしいものでしたが、脚本が素晴らしく、ストーリーも明快。なにより大河内伝次郎の怪演に驚きました。人情味もあって、左膳が、いなくなった子供のことを気にするあたり、ほろっとさせられました。この一作だけで山中監督の才能のすごさが知れるというものです。戦死なさったのが残念で仕方ありません。
by 鯉三 (2006-03-17 01:23) 

koneko530

ちょうどこちらの市立図書館に「タンゲくん」があって、今日借りてきて読みました。なかなかオモシロイですねえ!ラーにそっくりのに本当に不思議に思いました。
ちなみにうちの〝ロ米〝は掃除機をこわがってるところはタンゲくんに似てました。いつも掃除機をかけると(もしくは掃除機を出すと)、すばやくトイレに逃げこんでしまいます。
by koneko530 (2006-03-17 23:38) 

hama

以前古い映画をかける自主上映の会に関わっていたときに丹下左膳をやったのです。このときは夏場で浴衣を着て映画を観ようみたいな会でした。
確かに音声はかなり厳しかったですね。
この会は他に「第三の男」、「夫婦善哉」、「オーケストラの少女」とかやりましたが、会はいつの間にか自然消滅してしまいました。
やっぱり地方では会員も思うように集まらず、運営が難しかったのかなと思います。
by hama (2006-03-18 22:39) 

鯉三

小獅子さん:
図書館にありましたか。
ネコが掃除機を怖がるのはよく聞きます。
飼い主に掃除機で吸われたことがあるネコは、そのままずっと怖がるようです。
わたしも子どもの時は、そんないたずらをしたことがあります。

hamaさん:
自主上映会は今ではすっかりすたれてしまったようですね。
わたしも学生時代に学内のサークルで上映会をしました。地域でも活動をしたかったのですが、もう16ミリフィルムなど顧みられなくなってしまいましたね。アルバイトで、16ミリフィルム貸し出しの営業なども少しやったことがありますが、すでに需要がなくなっていました。大勢で一緒に映画を観るというのは、それはそれで胸躍る娯楽だったのですが。

「ニュー・シネマ・パラダイス」症候群は今もなお続いています。
by 鯉三 (2006-03-19 00:25) 

椋木萌

「タンゲくん」読んでみたい!
やはり鯉三さんはラーと出会うべくして出会ったのですね。
by 椋木萌 (2006-04-20 18:47) 

鯉三

ぜひお読みください。
うち、外を自由に行き来できるネコの生活は、本当に謎に満ち満ちています。でも、最近は家ネコとして飼うことが当たり前になってきたので、こういうネコ、最近では少ないでしょうね。
by 鯉三 (2006-04-21 00:52) 

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