うまい酒(6)PEPE LOPEZ [酒]
「最近、お酒の記事がないねえ」
...という声は特に寄せられていませんが、
本当にお酒好きで記事を待ってくださっていた方(いないと思いますが)と、お酒で体を壊すことを心配してくれている身内にも、その辺の近況を伝えねばなりません。
お酒はもちろん飲んでいます。
体のことも一応は気遣って、深酒しないようにしていますが。
今日はちょっと蒸し暑かったので、テキーラが飲みたくなりました。
含:ラーのしっぽ
量販店で539元(日本円で1700円くらい)。
無名のメーカーですが、ちょっと高かったです。
テキーラは色がついたGOLDが好きです。
もちろん、ストレートで飲むのが一番!
音楽を聴いたり、DVDを見たりする時は、オレンジジュースを加えたテキーラ・サンライズがいいでしょう。ただし、カクテルは悪酔いすることもあるので、ほどほどを心がけています。
有名なオルメカは、巨石人頭像のラベルとボトルの彫りものが素敵ですが、
このPEPE LOPEZのボトルにもレリーフが...
とてもちゃちい絵ですが、
それがまたかわいくて、なかなか気に入りました。
今夜も、Salut!
うまい酒(5)ジム・ビーム 黒 [酒]
ブログ書いてる時は大体こんな感じです。
いつもこんないいお酒を飲んでるわけではありません。念のため。
でもジム・ビームは安い白も好きです。
名前も聞いたことがないバーボンの安いのって、飲んだ後必ずと言っていいほど頭が痛くなりますが、ジム・ビームの白は大丈夫です。学生時代からお世話になってます。
黒はさすがに「おおっ!」という感じです。
口に含んだ時の味。いい余韻があって、なんかまろやかで香ばしい...
ああ、うまいこと表現できないなあ、やっぱり。
まあ、いいか。おいしければ。
ラーはソファーで大体こんな感じです。
かなり、アクロバティックな寝方。
うまい酒(4)八八坑道 陳醸曲酒 [酒]
前回の特級高粱酒より値段が高く、500mlで450元でした。
アルコールが52度のものもありますが、まずは38度とやや軽めのを試してみました。
“38°淡雅濃香型”と紹介があるとおり、香りが華やかです。しかしアルコール38度でも、のどを通り過ぎるときはカーッときます。さすがは高粱酒、強烈です。ボトルが少し変わっていて、キャップをまわすと注ぎ口が現れる仕組みになっています。杯に静かに注げるのが上品です。
しかしいつも疑問に思うのは、これをどうやって料理と合わせるのでしょうか。油ものが多い中華料理には確かに強い酒の方がいいような気もしますが、酒が勝ちすぎて何を食べてるのかわからなくなるんです。かといって寝酒にも向かないし。
気候も関係あるでしょう。寒いところでならロシアのウォッカのように飲めるのかもしれません。
いずれにしても勢いよく飲むことが肝心です。
うまい酒(3)八八坑道 特級高粱酒 [酒]
台湾で広く愛飲されている高粱酒。
中国大陸に近い馬祖島で製造されています。
台湾の高粱酒といえば、これまでアルコール50度以上の金門高粱酒が有名でしたが、最近ではこの八八坑道ブランドが人気です。他にも「淡麗」「陳醸曲」「頂級」などといったものがあり、コンビニならどこでも売っていて、300mlで220元(日本円は×3.6)と手頃です。
この特級高粱酒はアルコール42度で、定番だった金門高粱酒のように舌を刺すような強烈さはなく、まろやかで味わい深いものになっています。ただし、高粱酒はロックや水割り、お湯割りといった飲み方が適さないので、ちびりちびり飲りたい方にはあまり向かないかも。小杯に注ぎストレートでそれも一気に飲み干すというのが中国的スタイルなのです。
うまい酒(2)純米吟醸 蟹田 [酒]
青森出身のKさんに選んでもらったお酒。
吟醸酒はよくフルーティな香りと言われて、もてはやされますが、食前の一杯ならともかく、上品過ぎるお酒は飲み進めると厭味になる時も。その点、この蟹田はフルーティでありながらしっかりした飲み口。よく育った米粒を噛みしめたら、きっとこんな旨みが味わえるのでは…。
何よりも飲み飽きないのがいいです。
太宰の小説「津軽」の一節をラベルに刻み、郷土の人は自信を持ってこのお酒をすすめるでしょう。
硬派でうまい酒です。
うまい酒(1)玉友 [酒]
海外で出会う日本人の出身地は当然さまざまです。台湾ではまとまった休暇が取れないので、旧正月になるといっせいに骨休みに日本へ帰ります。
この機会を逃すまじと、同僚に無理を言ってうまい酒を買ってきてもらっています。とはいっても、酒がうまい土地というのは厳然とあるもので、沖縄出身のSさんには毎度お世話になっています。ありがとう!
玉友(ぎょくゆう)は、かなり気に入っています。Sさんによると、沖縄の呑み助の間で賛否両論があるそうで、うけつけない人もいれば、はまってこればかり飲む人もいるそうです。わたしはやはり後者か。まだまだ泡盛に詳しくない者としては、若干くせのある飲み口に、山廃仕込みの清酒に似た味わいを覚えます。「県内唯一のもろみ甕(かめ)発酵の甕貯蔵」というのが気になるところです。
現在はラベルのデザインが少し変わりました。