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ハイネケンのCM [酒]

今年も台風の季節がやってきました。
木曜日の午後に警報が出て、金曜日は仕事が休みになりました。

その帰宅途中、MRT(台北の地下鉄)の駅で電車を待っていると、プラットフォームに設置されているモニターに、あるCMの映像が流れました。先日このCMについて同僚たちと「あのコマーシャル、おもしろいよね」と話したばかりだったので、じっと眺めていると、前に並んでいた若いカップルがモニターを指差し、「ああ、これおもしろいよね!」と楽しそうに話していました。

短いCMが終わると同時に、電車がフォームに入ってきました。
そのCMを見ていた乗客たちは、みんなにっこり笑いながら電車に乗り込んだのです。
CMがよかったのですが、日々の生活で「ああ、こういうの、いいな」と思う瞬間でした。





こういう空間に入ったら、わたしも同様の反応を起こすと思います。


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暑いですね [台湾生活・雑感]

暑中お見舞い申し上げます。


今年の台北の夏は記録的な猛暑です。
ビールでも飲まなければ、やってられません。



しかし、うちの猫たちは元気に過ごしています。



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鳥さんは眺めるだけにしておきましょう。




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暑いから、お風呂は形だけのものにしておきましょう。



この夏もブログ活動を少しだけ休みます。
9月のマメの記念日には戻ってまいります。



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チベット週間(2) [台北でチベットを知る]

先週土曜日、台北のショッピング・エリア・信義区で、
FREE TIBET CONCERT(西藏自由音樂會)が行われました。


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とても暑い日でしたが、会場には五色のタルチョがはためいていました。


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台北で唯一のチベット・レストラン「藏味館」がテントを設けていて、
チベットの蒸し餃子「モモ」を買って食べてみました。
特製のソースがおいしく、今度藏味館でも食べてみようと思いました。


コンサートは炎天下の昼から始まっていたようですが、
わたしは夕方6時から参加しました。


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すでに多くの人が集まって賑わっていました。
ただ、野党民進党の下部組織である青年グループがこのイベントに参加していて、
随所に政治色が見え隠れして、ちょっと嫌な気持ちに。

案の定、ステージ上や会場のそこかしこで、現政府の対中国政策を批判したり、「台湾もチベットと同じだ!」という発言が飛び交ったりして、ちょっとそれとこれとは違うのではないかと思ったりしました。


でも、出演していたアーティストたちはみんな一生懸命演奏していました。


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台湾少数民族出身のアーティスト・Panai(巴奈)。
彼女の低く柔らかく伸びる歌声は、一度聞いたら忘れられません。


巴奈 流浪記 Panai Wandering





日曜日は映画『雪の下の炎』を見るため、再び中正紀念堂へ。
日本人映画監督・楽真琴(ささ まこと)さんによる2008年の作品です。
以前からぜひ見てみたいと思っていました。


雪の下の炎



心を打つ映画でした。
人としての生き方について考えさせられました。


というわけで、まさに先週はチベット週間だったのですが、
これからも自分なりにチベットを応援していきたいという思いを強くしました。


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チベット週間(1) [台北でチベットを知る]

7月3日から中正紀念堂でこのようなイベントが行われています。

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ダライ・ラマ14世がインドに亡命し、チベットが完全に中国共産党政府の支配下に置かれるようになって今年で50年目を迎えました。台湾は現在、馬英九総統率いる中国国民党が政権を担っていますが、このようなイベントが政府(内政部)の指導の下に行われていることを、一チベット・サポーターとして嬉しく思います。



7月6日はダライ・ラマ14世の74回目の誕生日でした。
誕生日を祝う法要が営まれるとのことで、見学に行ってきました。


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チベット支援のボランティアの人に促され、わたしもカタを受け取り、祭壇に捧げました。写真の人物はわたしではありませんが、大体こんな感じでした。



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たくさんのチベットの僧侶が見守る中でのことでしたから、すごく緊張しました。しかも、わたしの前に礼拝した若い女性はその場でチベット式の五体投地を行ったのです。順番を待つわたしはパニック状態におちいり、かろうじて日本の仏教式で合掌しました。間違って神社でのように柏手を打たなくてよかったです。



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この日はチベットのバター茶や揚げ菓子などが振舞われ、会場はたくさんの人で賑わっていました。


ちょっと微笑ましかった光景。


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若いチベットの僧侶が二人、こうやって展示に見入っていたのです。
きっと、自分たちにとっての祖国の地をまだ踏んだことがないのでしょうね。



このイベントが開催されるのとほぼ同時に起こったウイグルでの暴動事件。
去年3月のチベット騒乱と同じく、中国共産党政府は自らが主導している少数民族政策の失敗を一切認めず、すべて不平等の立場にいる少数民族側に事件の責任をなすりつけました。

この自由な世界で、現在も「人の命より、党(そして特定の民族)の利権が一番大事」という信じられない発想の国が世界の経済をリードしているという現実。

民族固有の文化や宗教を奪い、金さえ与えれば(実際は全然与えていないが)満足するだろうと本気で思っている中国共産党政府とその中国社会。

本当の意味で救われなければいけないのは、中国の人たちなのかもしれません。

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台湾から日本のラーくんへ [猫]

三年前に新しいノートパソコンの購入をきっかけに始めたブログですが、ネット上での記録は残っていくもので、たまに言葉を検索していて自分のブログ記事にひっかかったりすることがあり、驚かされます。


今から一年と少し前。
Googleの画像検索で「猫 ラー」と入力したら、
うちのラーが登場して思わずニンマリ。
そんなことを繰り返しているうちに、うちのラーではない同じラーという名前の猫と出会ってびっくりしました。しかもその猫はうちのラーと同じ柄だったのです。

驚きのあまり、ろくにあいさつもしないまま、そのブログにコメントを残しました。
後日ブログの管理人・サチさんが拙ブログを訪問してくださり、更に驚くべき事実が!!


なんと、誕生日まで同じだったのです。


日本に住んでいるキジトラ猫のラーくん。
ラーくんは二年前、白猫のティエンくんと一緒にサチさんのお宅にやってきました。ちなみに名前の「ラー」は中国語(北京語)の「辣」(辛い)、「ティエン」は「甜」(甘い)を意味します。うちのラーは台湾語の蜆(しじみ)の発音からとったもので、日本語で表記すると同じなのですが、実はイントネーションがちょっと違っています。

サチさんのお宅のラーくんは、きっと高い声で「ラ」と言ってから、長音の部分「-」を一気に下げて呼ぶのだと思います。中国語の四声(イントネーション)の第四声にあたります。一方、うちのラーは低い声で「ラ」と言ってから、長音の「-」を二拍に分けて、最初の「-」を上げて次の「-」を下げます。

つまり、こうなります。

ら(_)あ([右斜め上])あ([右斜め下]

いやいや、言葉で説明するのは難しいですね;;


こちらから呼びかけておきながら、記事にするのが遅れてしまいました。
先にサチさんがうちのラーのことを紹介してくださっています。

サチさんのブログ → 幸猫記帳

どうもありがとうございます。
来年も同時にお祝いしましょうね。


raaraa.JPG

ラーくん、台湾のラーです。
どうぞよろしく!!



<追記>

geshi1.JPG

夏至を迎える夜の「キャンドル・ナイト」に参加してみました。
日本時間に合わせて二時間、ろうそくの明りだけで過ごしました。
しかし、ろうそくの明りがこれほど素敵なものだったとは...

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